西安で開かれた2007年欧州アジア経済フォーラムは、9日、「西安合意」を発表しました。このフォーラムには、上海協力機構の加盟国やオブザーバー国の代表、及びユネスコ・国連教育科学文化機関などの国際機構の代表たちが参加しました。
この合意は、「参加者たちは、この地域におけるエネルギーの戦略的協力を強化し、安全や省エネに協力し、排出物の削減を維持すること、シルクロード沿線の交通、通信などのインフラ施設を整備し、観光ビザの便宜をはかり、バリアフリーの観光区域の実現を目指すこと。欧州アジアで多ルートの金融協力体制や教育協力や交渉体制を整備することなど、多くの課題について合意した」としています。
さらに、「欧州アジアには巨大な潜在力やビジネスチャンスがあるものの、挑戦も多い。これら挑戦に対応するには、ゆるみない努力、相互理解の促進、協力パートナー関係の強化を必要とする」と指摘しました。(翻訳 朱丹陽)
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