中国の回良玉副首相は8日、北京で、ADB・アジア開発銀行の黒田東彦総裁一行と会談しました。
席上、回副首相は、中国とアジア開発銀行との協力を積極的に評価し、「双方は互恵のパートナー関係をより深めることを期待している」と述べました。
また、「中国はこれまで、平和・開放と調和を重んじて成長してきており、その中で、貧困撲滅に格別に力を入れてきた。中国は、アジア開発銀行など国際機構とのパートナー関係を強め、地域における協力を推し進め、世界における貧困撲滅と発展に引き続き貢献していきたい」と語りました。
これに対し、黒田総裁は、「中国は、地域及び世界においてますます重要な役割を果たしている。アジア開発銀行は中国との協力関係を重要視しており、中国における長期にわたる貧困撲滅と成長を促す面で力になりたい」と述べました。(翻訳 王秀閣)
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