国家観光局の杜江副局長は7日「観光目的地の開放に関する中米両国の2回目の協議が今月中旬に北京で行われる。双方共に年内の協議妥結を望んでおり、これは年内に米国が中国公民の海外旅行目的地に認定される見込みがあることを意味する」と述べた。
中央電視台(中央テレビ局、CCTV)の報道によると、杜副局長は同日「米国の観光業界は、中国が米国を観光目的地として開放することを非常に望んでいる。米商務省は協議の年内妥結を望んでいる」と表明。「われわれも前向きな回答を示した。今月中旬の協議が順調にいった場合、われわれも年内妥結を希望する」と述べた。
国家観光局の統計によると、2006年の中米間の人的往来は延べ235万人。現在までにドイツ、韓国、日本を含む86カ国・地域が中国公民の海外旅行目的地に認定されている。業界筋によると観光目的地国に認定されると観光ビザが開放されるが、それ以外の国では観光ビザを取り扱うことができず、ビジネス視察など別の方法で渡航するほかない。(編集NA) 「人民網日本語版」より
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