中国政府はこのほど、省エネと大気汚染を抑制するため、「新エネルギー自動車生産資格認証制度」を実施すると明らかにしました。
新エネルギー自動車は通常の燃料の代わりに、電気とガソリンを混用するハイブリッドカー、太陽エネルギー、燃料電池や水素などを活用した新型のエコカーのことです。現在、中国の自動車大手生産企業は燃費の安い自動車と新エネルギーを利用したエコカーの開発を今後の発展戦略に盛り込みました。そしてこの認証制度によって、国家発展改革委員会が指定した専門の検査機関が、新エネルギー自動車の生産企業に対して、現場で全般的審査を行い、その生産資格を認証することになっています。
現在、中国の自動車保有台数はおよそ3800万台以上となっています。ここ数年、中国は新エネルギー自動車の開発に力を入れており、2008年の北京オリンピックと2010の上海万博の開催期間中に、水素を燃料としたエコカーが使われるとのことです。(翻訳:KH)
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