天津市の戴相竜市長はさきごろ行われた国際海運(中国)年次総会で、京津都市間快速鉄道(北京ー天津)が年内に線路建設工事を終え、来年の第1四半期に試験運転を開始、夏の五輪前には正式に開通する予定であることを明らかにした。
現在急ピッチで工事が進められている京津都市間快速鉄道は、西の北京南駅から東の天津駅まで、全長115キロをつなぐ。北京市と天津市はいずれも政府の直轄市で、市間の経済的な関係は深く、人の往来も頻繁だ。現在、両市の往来には京津都市間列車と京津塘高速道路が使われているが、列車は片道70ー80分を要し、高速道路も交通量増加のためスピードが出せない。高速鉄道が開通すれば、北京・天津間は30分で移動できるようになる。列車の本数も多く、5分間隔で運行される予定。「人民網日本語版」
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