中国の温家宝首相は31日北京で、中国を訪問中のヨルダンのアブドラ国王と会談した際、「ヨルダンとの貿易のアンバランスを解決するため、中国側は積極的な措置を取り、ヨルダンからの輸入を増加させるつもりだ」と述べました。
温家宝首相はまた、「中国としては実力のある企業のヨルダンへの投資を引き続き奨励し、サービス業、工事の請負などの分野における協力を強化するほか、医療、水の供給、住宅などの援助プロジェクトを着実に遂行し、両国友情のシンポルにしたい」と述べた上で、「ヨルダンは中東地区における中国の重要なパートナーである。今年の両国国交正常化30周年をきっかけに、友好関係を更に発展させるよう、ヨルダン側と共に努力していきたい」と強調しました。
これに対して、アブドラ国王は、「中国がヨルダンの経済社会発展を促進するため果たしてきた役割に感謝している。中国企業のヨルダンでの投資に対してよりよいサポートを提供していきたい」と述べました。(翻訳:ooeiei)
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