北京市統計局の于秀琴・報道官は25日、北京市の経済成長はオリンピック終了後に一時速度を弱めるものの、総体的には安定を保ち比較的速い成長を続けていくだろうとの見方を示した。「新京報」が伝えた。報告の内容は次の通り。
統計によると、北京市の今年年初から第3四半期までのインフラ設備投資は747億1000万元(前年比33.5%増)で、市内全投資額の30.3%を占め、投資増加分に占めた割合は47.8%に上った。エネルギー・交通運輸・通信の分野に主に投資された。競技場建設など五輪開催準備のための投資がインフラ投資の増加につながったことは間違いない。北京市の急速な経済成長が9年連続で続いている背景には、オリンピックという要素が存在する。
過去の五輪開催地を考えると、大会の準備期間と開催中にピークを迎えた成長が大会終了後に落ち込むという法則が見出せる。この法則については北京も例外ではなく、そのような状況は十分出現しうる。けれども北京市は、五輪大会以降も北京のニュータウン建設を目指し、交通網整備やインフラ設備建設など都市建設の歩みを緩めることはしない。都市化の進展は北京に活力を与え続けていく。
「人民網日本語版」
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