国家統計局の報道官の李暁超氏は25日、1人あたりの国内総生産(GDP)が、2007年から2020年の間に年平均成長率5.4%のレベルを維持すれば、「2020年の1人当たりGDPを2000年の4倍とする」目標を実現でき、この目標達成はそれほど困難なことではないと述べた。新華社のウェブサイト「新華社網」が伝えた。李報道官のコメントは以下の通り。
中国共産党第16回全国代表大会で「2020年GDPを2000年の4倍」とする目標が提出されたが、これは総量に対する目標であった。党の第17回大会では、これを基盤とし、総量から1人当たりに視点を移し、「2020年1人当たりGDPを2000年の4倍」とする目標が打ち出された。これは、人を基本とする考え方を十分に体現したものだ。
2000年から2006年までに、中国1人当たりGDPは7858元から1万6084元に増加した。不変価格にもとづいて計算すると、2006年1人当たりGDPは2000年の1.69倍に相当する。1人当たりGDP4倍の目標にもとづく計算では、2006年までに目標の42.3%を達成したことになる。つまり、中国は20年間の完成目標の4割をたった6年で実現したことになる。この成長スピードから見て、2020年1人当たりGDPの4倍目標はそれほど実現困難な目標ではない。
「人民網日本語版」
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