欧州委員会は、『国際熱核融合実験炉』協力協定が24日から実施されると発表しました。
熱核融合実験炉は水素の同位元素デューテリウム、トリチウムの融合によって生まれた核エネルギーを利用するものです。この二つの元素は海水の中から取り出すことが出来ます。核融合は温室効果ガスや核廃棄物を生み出すことがなく、環境への影響が小さいため、人類が核融合エネルギーをいつ大規模に利用できるということは、エネルギー問題解決にとって大きな異議があります。
「国際熱核融合実験炉」協力は現在、世界最大の科学技術協力プロジェクトの一つです。 2006年5月24日、中国、欧州連合、アメリカ、韓国、日本、ロシア、インドの代表が欧州連合の本部・ブリュッセルで国際熱核融合実験炉(ITER)計画実施に関する国際協定に署名しました。(翻訳:董燕華)
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