広東省南海区西樵鎮の西江本流に浮かぶ平沙島。地図の上ではなかなか見つからないこの小さな島は、元気なお年寄りがたくさんいることで有名だ。近隣の人たちはいつしかこの島を「長寿島」と呼ぶようになった。「中国新聞網」が伝えた。
平沙島に住み着いて何十年にもなる楊お婆さんは今年99歳。畑を耕す仕事を今でも続けている。「お婆ちゃんは少し耳が遠いほかは本当に元気」と楊さんの曾孫は言う。毎食、脂の乗った豚肉をおかずにご飯を2杯。お酒もやるし、タバコは一日に半箱を吸う。コレステロールの高い食事・酒・タバコと、健康を気にする都会人が眉をひそめるような不良習慣を数十年も続けてきたのに、楊さんは100歳目前の今もぴんぴんしている。
村の統計によれば、平沙村に定住している5000人余りのうち、60歳以上が903人、70歳以上が391人、80歳以上が200人、100歳以上も2人。その名に恥じない「長寿島」だ。島では主にエコ農業・現代的農業・伝統農業を営み、工業設備は持たない。砂浜・竹林・バナナ林の見られる美しい環境だ。(編集 MA)
写真(1):99歳の楊さんは今でも自分で野菜を育てている
写真(2):青草を食べながらゆっくりと歩く平沙島の牛たち
「人民網日本語版」
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