アメリカのゲーツ国防長官は、15日、ワシントンで、「アメリカは、イラン問題では、すべての選択肢を保持する必要がある」と述べると同時に、「イランに核計画を放棄させるため、国際社会がイランへの圧力と制裁をかけるよう」呼びかけました。

　ゲーツ国防長官は、この中で、「イランの核計画は、中東地域を不安定にする大きな要因であり、すべての国が協力して、イランに圧力をかけてこそ初めて、核計画を放棄させることができる」と述べた後、「アメリカの同盟国がイランに厳しい経済制裁を実施すると同時に、政治と外交面でも圧力をかけるよう」呼びかけました。ゲーツ国防長官は、さらに、「ブッシュ大統領が繰り返して強調したように、アメリカは、イラン問題ではすべての選択肢を保持しなければならない。また、アメリカの中東地域での目標は、イランの核計画の実施とイスラエルへの核脅威を阻止することにある」と語りました。（翻訳：任春生）