海峡両岸の人口高齢化問題の専門家や学者が13日、北京に集まり、高齢者向け産業の現状と発展の傾向、高齢者の補助器具、高齢者の世話とサービス、高齢者コミュニティなどの問題について意見交換を行っています。
大陸や台湾からの代表70人余りが今回のシンポジウムに参加しました。参加者達は、「それぞれ特色のある高齢化産業を発展させることは、現在の経済分野での製品構造や産業構造を調整するために必要なことであり、高齢者のニーズに合う製品を生産し、彼らのニーズを最大限に満たす前提でもある。また、高齢者の補助器具の開発を強化し、高齢者コミュニティを開発し、新たな高齢者サービスを開拓することも高齢化問題を解決するために有効な方法である」との見解を示しました。
現在、中国の人口高齢化は急速な勢いで進んでおり、2006年末の時点で、60歳以上の高齢者人口は1億5000万人近くになり、人口総数の11%を超えたということです。(翻訳:玉華)
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