中国の中央人民政府が12日にウェブサイトに掲載した報道によれば、中国の農村部における社会保障体制の整備が進み、今後急速に完備されるということです。
中国労働社会保障省の責任者はこのほど、「今年6月末までに、全国の31の省、自治区と市の農村部で低所得者向けの社会保障制度が導入され、その対象は2000万人を超えた。また、2400以上の町で、新しい形の医療保険制度を実施している。その加入者数は7億2000万人になり、ほとんどの農村人口をカバーすることができた」と紹介しました。
この責任者はまた、「中国は1990年代から農村部での最低生活保障制度の導入を検討してきたが、今年始めに、全国範囲でその実施を推し進めた」と語りました。(翻訳:KH)
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