国家発展改革委員会の公式サイドによりますと、北京と上海を結ぶ高速鉄道の事業化に向けた研究報告が主管部門から承認されたということです。これは、中国の鉄道が「高速時代」に入ったことを示すものだとして注目されています。
この高速鉄道の全長は1318キロ、時速350キロの旅客専用のもので、2010年に開通する予定ですが、北京、天津、上海の三大都市、そして環渤海経済区と長江デルタ経済区がこれによって結ばれます。
このほか、北京と上海を結ぶ時速300キロの鉄道も2008年の北京オリンピック開催前に開通する予定で、ハルビンと大連、武漢と広州を結ぶ時速350キロの旅客専用の高速鉄道プロジェクトなども実施中です。
2010年までに、中国では7000キロの旅客専用鉄道が敷設される見込みで、それに12000キロの在来線を加え、中国の大部分の地区をカバーする高速鉄道網が出来上がることになります。(翻訳:GK)
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