日本経済新聞によりますと、デジタルカメラ生産量が世界で8位を占める富士フィルムは19日、デジカメの国内生産から撤退し、中国に全面移管すると発表したとのことです。
富士フィルムは、基幹部品の生産も一部を東芝に委託するなどして、コスト競争力の強化を強めています。世界的にデジカメの需要が拡大しているが競争激化で価格の下落に拍車がかかるのは必至です。
富士フイルムは、年内にも中国蘇州市にあるデジカメの専用工場に生産を全面移管します。現在、富士フィルムのデジカメの中国での生産比率は約8割を占め、日本国内唯一のデジカメ生産工場である富士フイルムフォトニックスは2008年8月に解散するそうです。
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