新型の環境保護型公共バス30台が19日、北京五輪専用標準路線となった北京市内の104番バスの路線でお目見えした。来年6月には同市内の公共バス2万台のうち92%が新型環境保護車となり、欧州連合(EU)のガス排出基準「ユーロ4」をクリアする見込みという。「北京晨報」が伝えた。
公共バス運営会社・北京祥竜公交公司の劉春朝総経理(社長)によると、今回の30台のほかにも、年内に70台が投入され、各路線で運行を開始する見込み。また来年の五輪開催前には、黄色の公共バス全車を赤く塗り替える予定。新型バスの運賃はこれまでの同公司の設定価格と同額になる。
ここ3年ほどで、北京市内の公共バス1万台以上が環境保護型に入れ替わった。同公司も年内に新車2810台を導入し、老朽化した2500台を処分するほか、来年6月までにさらに1500台を処分し、新車2500台を導入する計画だ。(編集KS)
「人民網日本語版」
|