劉貴・中国政府ダルフール問題特別代表は18日、北京で、「スーダンのダルフール地区に軍事連絡官を派遣することに中国は同意する、と国連に伝えた」と述べました。
これに先立って、中国は、国連・アフリカ連盟共同平和維持部隊の配置に備え、10月上旬にダルフール地区に315人の工兵部隊を派遣することを承諾しました。
劉貴特別代表は、「中国政府はダルフール地区の人道問題と安全情勢に関心を寄せており、この地区に何度も援助金を送っている。今後も引き続き、できるだけの援助を提供し、ダルフール地区の復興に積極的に参加したい。また、地元の人々の生活レベル向上や社会安定・発展の実現のために協力していく」と述べました。
この日、中国外務省の姜瑜報道官は、外務省の翟シュン次官補が率いる代表団が21日、ニューヨークで開催される第2回ダルフール問題のハイレベル会議に参加することを明らかにしました。会議では、ダルフール地区の政治プロセスや平和維持活動、安全情勢、人道状況、復興と発展などが討議されます。(翻訳:GK)
|