中国商務相の陳健補佐官はこのほど、中国南部の都市、アモイで、「中国は海外や東部地域の開放型産業が中部や西部地域へ移転することを大いに推進していきたい」と述べました。
陳健補佐官は「この中で20年余りの急速な発展を通じて、中国東部沿海地域の経済近代化が大いに進展した。東部沿海地域で1980年代と90年代に形成された一部の一般加工工業を内陸部へ移転し、国際ハイテク技術産業を導入することは、中国全体の国際的な競争力の向上にプラスとなる」と述べました。
中国は2006年に西部地域への移転プロジェクトをスタートさせました。その目的は海外や東部地域の産業が段階的に中部や西部地域への移転を奨励することにあります。これによって、中西部地域に対する海外企業の投資額は急速に増加し、今年の1月から6月までの間に、中西部地域の外資の実際利用額は52%増え、全国より、40ポイントも高くとなっています。
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