中国中鋼集団の黄天文総裁はこのほど、オーストラリアの鉱業グループのリオ・ティント社のウォルシュ最高経営責任者(CEO)と合意文書に調印した。合意に基づき、双方はチャナー(Channar)鉱山での共同経営企業の運営延期をめぐる具体的な取り決めに同意するとともに、現行の販売契約の更新にも同意した。国家発展改革委員会の馬凱主任とオーストラリア・西オーストラリア州のカーペンター知事も調印式に出席した。
チャナー鉱山は、西オーストラリア州ピルバラ地区パラバードの東南20キロの地点にある。露天掘り鉱山で、純度63.5%の質の高い鉄鉱石を年間1千万トン産出する。共同経営企業の合意内容には、鉄鉱石2億トンを生産・供給することや、中国市場での製品の販売はすべて中鋼集団を通じて行うことなどが含まれる。「人民網日本語版」により
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