中国の胡錦涛国家主席は6日シドニーで、「製品の品質向上や、食品の安全レベルを高めることは、国際社会が共に直面している共通の任務だ。中国は関係各方面との品質の監督と検査に関する協力を強化し、互恵の経済と貿易の関係をさらに深めていく」と語りました。
最近、一部の海外メディアは中国製品の品質や、食品の安全に疑問を抱いていますが、これに対し、胡錦涛国家主席はオーストラリアのハワード首相と会談後の記者会見で、「中国政府は製品の品質や、食品の安全問題を一貫して重視しており、生産の各セクションでは厳格な検査を実施し、製品の品質や食品安全におけるほぼ完備した監督管理システムを確立した。その結果、食品の場合、2004年から今年の上半期までに、アメリカ、日本、EU(欧州連合)に輸出した中国製食品の合格率はいずれも99%を上回っている」と語りました。
胡錦涛主席は、また「中国政府は事実に見合った報道に基づき関連企業の責任を追究している。また、中国政府は一連の措置を講じて製品の品質保障や食品の安全を強化しており、これは国際社会が共に直面している共通の任務だ。中国は関係各方面と共に品質の監督検査における協力を強化し、互恵の経済協力と貿易関係をさらに深めていきたい」と語りました。(09/06 翻訳者:Lin)
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