中国の劉振民国連副代表は31日午後、緊急に国連軍縮局の責任者と会い、中国政府が軍事費の透明性に関して行った2つの決定を通知しました。
この決定によると、中国政府は2007年から「国連軍事費透明制度」に参加すると共に、「国連通常兵器登録制度」へ復帰します。また、「2006年中国軍事費支出表」と「2006年中国通常兵器移転状況表」を提出します。国連はこの決定を歓迎し、国連総会に提出するパン・ギムン国連事務総長の活動報告にも盛り込む予定です。
今回の決定は中国が軍事費の透明性についてとった重要な措置であり、世界各国と軍事面における相互信頼を強化しようとする中国の積極的な態度を示し、平等、互恵、相互信頼、協力を核心とする中国の新しい安全保障観を十分に示したものです。(翻訳:董燕華)
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