中国とASEAN・東南アジア諸国連盟の第六回経済貿易担当閣僚会合、それにASEANと中日韓三国の第十回経済貿易担当閣僚会合が25日と26日の両日フィリピンの首都マニラで開催されましたが、薄熙来商務相が中国代表団を率いて、この二つの会合に参加しました。
薄熙来商務相は、中国とASEANとの経済貿易担当閣僚会合で発言し、「中国とASEAN諸国との経済協力と貿易は密接になり、著しい成果を収めた。去年の貿易額は1608億ドルに達し、相互の投資額は454億ドルに上っている。2002年に中国とASEANが全面的な経済協力の枠組み協議を結んで以来、自由貿易区の設置作業は進み、すでに著しい効果を見せている」と述べました。
薄熙来商務相はまた、ASEANと中日韓三国の経済貿易担当閣僚会合の席上、「中国はこの会合参加メンバーによる協力を高度に重視しており、平等な協議、互恵と共栄、秩序ある漸進、開放と譲歩という原則を踏まえ、東アジア地域の経済協力に進んで参加し、この区域の経済発展と東アジア諸国の共同の発展のため貢献していきたい」と述べました。
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