中国の高虎城商務次官は新聞「人民日報」(海外版)の記者のインタビューを受けた際「中国からの輸出商品の品質は良好だ。このほど、日本の厚生労働省が去年輸入した食品の合格率を発表したが、それによると、中国製品の合格率は99.42%、アメリカ製品は98.69%、EU・欧州連合の製品は99.38%だった」と語りました。
海外メディアによる中国製品の品質と食品の安全問題に対するマイナス的な報道について、高虎城次官は「これら報道は主に3種類に分けられる。一つは具体的な事件の報道。それは中国の極一部企業に存在する問題。これは、中国側の事実究明と今後の改善措置の実施に役立つ。次は、比較的客観的か、あるいは中立的な観点からの報道。中国側はこれを歓迎し尊重している。第三は中国製品に対する悪意の評価。中国側はこれに断固として反対する」と述べました。
高虎城次官はさらに「今年上半期の状況から見ると、中国の輸出はなおも安定的な成長を保っている。このうち、食品、医薬、玩具など海外ではマイナス的に報道されている商品の輸出も、22%、41%、28%とそれぞれ増えている。このことは、ほとんどの輸入企業や消費者が理性的であり、一方的な報道などで中国製品への評価を変えていないことを表している」と述べました。(08/27 翻訳:Yin)
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