ギリシャのペロポネソス半島の山林火災による死者の数が26日昼までに、52人に上りました。
欧州委員会はこの日、ギリシャの山林火災を消滅するため、数多くの欧州諸国はすでに、関係者と設備を派遣したり、その派遣を表明したりしています。
ギリシャ政府筋によりますと、今回の火災で怪我した人や、火災のために逃げられないでいる人の数はまだ完全に統計できていないため、死者数は今後もさらに増えるだろうとのことです。
欧州委員会は26日、フランスとイタリアは、「共同体市民保護メカニズム」を通じて、ギリシャに消防用飛行機5機と消防士を派遣し、25日午後からギリシャでの消火作業に参加したとしています。
また、スペイン、ポルトガル、ドイツ、オランダ、スロベニアとノルウェーが派遣した十機のヘリコプターも相次いでギリシャに到着しました。さらに、オーストリア、スウェーデンなどは消火設備の提供を約束しました。
「共同体市民保護メカニズム」が、2001年に構築されて以来、今回は一国に対して行ったこのメカニズムによる最大規模の援助です。(翻訳:Yan)
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