商務部の高虎城副部長は23日、中国は5年連続で、米国にとって輸出増加率の最も高い国となっており、今年末か来年初めには日本を抜き、米国にとって3番目の輸出市場になる見込みだと述べた。
国務院新聞弁公室で開かれた記者会見によれば、米国のデータで中国は、5年連続で輸出増加率が最も高い市場となっており、年平均増加率は24%。増加率が2番目に高い輸出先の3倍の速度で伸びており、また米国全体の輸出増加率の3倍ともなっている。現在中国と米国は相互にとって2番目に大きい貿易相手国となっている。
高副部長はまた、双方が利益をあげているのが中米貿易の特徴であり、中米貿易の発展は両国民に利益をもたらし、世界経済に対しても貢献をしていると述べた。
米中貿易委員会(USCBC)の研究によれば、2010年までに中米の経済貿易協力は米国のGDPを0.7%増加させ、物価水準を0.8%下げ、一世帯あたり平均1000ドルの収入増加をもたらし、製造業の生産率を0.3%向上させる効果があるという。
昨年末までに中国で設立された米国資本の企業は5万社以上、実行ベース投資額は540億ドル以上になった。2006年の在中米国資本企業の中国国内市場での売上高は800億ドル前後で、利益総額は約100億ドルに達した。(編集YT) 「人民網日本語版」より
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