中国政府は、24日、『国際熱核融合実験炉計画、ITER機構設立協定』及び関連条約を全国人民代表大会常務委員会に提出し、批准を求めています。
国際熱核融合実験炉計画は、世界で最大規模の科学研究プロジェクトの一つで、熱核融合エネルギーを平和利用する可能性を検証することを目的にしています。『協定』は、熱核融合実験を行うITER機構の規約であり、中国や、インド、日本、韓国、ロシア、アメリカ、EU・欧州連合が去年11月にフランスで調印したものです。
中国政府は、「この協定は、中国が国際熱核融合実験炉計画に参加する法的根拠で、中国の熱核融合実験の研究や発展に重要な意義を持つ」としています。(翻訳:李軼豪)
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