中国農業省獣医局の責任者李金祥氏は23日、北京で、「豚の伝染病であるブルーイヤ病に関する研究成果をほかの国と共有し、この病気を防ぐために国際協力を強化したい」との中国政府の態度を示しました。
李金祥氏は、「ブルーイヤ病が発生後、中国政府は、国連の食糧農業機関、国際獣疫事務局に関連情報を速やかに通告した。そして、国際機関の専門家及び一部国の有名な獣医を招いて検査や予防について討議したり、発生現場に入って原因を調査したりした」と述べました。
一部の外国のメディアは、「中国政府は、関連の国に、豚の高病原性ブルーイヤ病のウイルスのサンプルなどを提供することを拒否した」と報道しましたが、これについて、李金祥氏は、現時点まで、中国はいかなる国際組織や国からも、サンプルの提供を求められたことはないと指摘しました。
また、農業省の報道官は、この日、中国では26の省で高病原性ブルーイヤ病が発生したが、今は食い止められ、沈静化していると強調しました。(翻訳 朱丹陽)
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