中国国家外貨管理局は20日、「大陸の住民が自ら所持する外貨、または人民元で外貨を購入することを通じて、海外の株式市場に直接投資することを承認する」ことを明らかにしました。この個人による海外の株式市場への直接投資は、天津市経済開発区である濱海新区で試行され、初期段階では香港市場に限られます。
これまで、大陸の住民は、投資機関を通じて間接的にしか外国の証券市場に投資することはできませんでした。
試行の初期段階では、投資家は、香港証券取引所に上場されている銘柄に投資することができ、年間5万ドルまでという外貨購入の制限を受けません。
これについて、香港特別行政区財政局の曾俊華局長や香港金融管理局の任志剛総裁は、香港で試行されるこの措置に歓迎の意を示しました。
(翻訳 朱丹陽)
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