イラクのクルド人自治区関係者は15日、「14日夜イラク北部地区で発生した連続爆弾テロ事件で、250人余りが死亡し、350人が負傷した。これは、2003年のイラク戦争勃発以来、死傷者が最も多い襲撃事件となった」と述べました。
イラクのタラバニ大統領、マリキ首相はこの日、それぞれ声明を発表し、テロ事件を強く非難しました。タラバニ大統領は声明の中で、イラク人民に対し分裂と動揺を拡大する企みに反対するよう呼びかけました。またマリキ首相は、安全措置を講じるようイラク政府の関係者と関係部門に求めた上、調査委員会の設立を決めました。
同じ日、国連のパン・ギムン事務総長も連続爆弾テロを強く非難しました。(翻訳:玉華)
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