中東地区を訪問中の日本の麻生太郎外相は14日エルサレムで、イスラエルのリブニ外相と話し合った際、「パレスチナへの援助を継続していく。和平路線を取るパレスチナ自治政府のアッバス議長に『見える支持』を提供する」と話しました。
2006年、イスラム原理主義組織・ハマスが主導権を握った臨時政府は成立してから、日本はパレスチナに対する直接援助を停止していました。
麻生外相は15日に、ヨルダン川西岸のジェリコで、ヨルダンのハティーブ外相とイスラエルのリブニ外相、パレスチナ非常事態臨時政府のファイヤード首相と4者会談を行います。その際、麻生外相はパレスチナ政府に、ガザ地区のパレスチナ人を救援するための2000万ドルの援助金を提供するとのことです。(翻訳:KH)
|