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胡錦涛国家主席、中央アジア諸国歴訪を開始
   2007-08-14 15:02:48    cri
 胡錦涛国家主席は14日北京を離れ、中央アジア諸国歴訪を始めました。

 今回の歴訪は、5日間にわたって行われますが、期間中、キルギス公式訪問、上海協力機構サミット出席、上海協力機構反テロ軍事演習視察、それに、カザフスタン公式訪問などの日程が予定されています。中国外務省の高官は「今回の訪問は、今年の重要な外交活動で、中央アジア諸国が善隣友好や共同発展を推進する上で意義を持っている」と強調しました。

 胡錦涛主席がキルギスを訪問するのは今回が初めてです。胡錦涛主席は今回の訪問で、バキエフ大統領をはじめ、指導者らと会談し、政治や、経済、貿易、農業、教育などの分野に関する協力文書に調印する予定です。中国の李輝外相補佐官はインタビューを受けた際、「中国とキルギスの国交樹立15周年、『中国・キルギス善隣友好協力条約』締結5周年という節目の時期でもあり、今回の訪問は、両国関係を深める上で、重要な意義がある。今回の訪問により、政治的相互信頼が深まり、実務的な協力や安全面の協力、それに人的交流が拡大されることを期待する」と述べました。

 一方、第7回上海協力機構首脳会議、すなわち上海協力機構サミットが16日に、キルギスの首都・ビシケクで開かれます。今回のサミットには、胡錦涛主席をはじめとする上海協力機構加盟国の国家元首が出席するほか、オブザーバーとして、モンゴルとイランの大統領、パキスタンとインドの外相も参加し、アフガニスタンとトルクメンの大統領や国連の事務次長は議長国・キルギスの「ゲスト」として出席する予定です。その際、各国の指導者らは、『上海協力機構加盟国善隣友好条約』を含む一連の重要文書に調印することになっています。この文書は、「世代の友好、永久の平和」という加盟国人民の理念を法律に定めるためのもので、地域の平和にとって重要な措置とされています。

 李輝外相補佐官は「サミット期間中、首脳らは上海協力機構のこれまでを振り返り、今後の安全保障、経済、文化などにおける協力について新たな計画を立て、重要な国際問題と地域問題について意見を交換する。これは、機構の健全化や地域情勢の安定にプラスとなる」と述べました。

 また、李輝外相補佐官によりますと、上海協力機構首脳会議期間中、胡錦涛主席はロシアのプーチン大統領と2回にわたり会談する予定だということです。今回の会談で中露双方は、政治的相互信頼を深め、協力と交流を強化することを期待しています。

 中央アジア諸国間の友好協力を深めることは、今回の胡錦涛主席の訪問における中心テーマです。これについて、李輝外相補佐官は「今回の訪問は、中露の戦略的協力や中国とキルギスの友好協力関係、及びカザフスタン、上海協力機構メンバー国、オブザーバー国との関係発展にプラスとなり、国際間と地域間の安全保障にとっても重要な意義がある」と語りました。(翻訳:コオリ・ミン)

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