ヨルダンのハティーブ外相は13日首都のアンマンで日本の麻生外相と会談し、双方はパレスチナ・イスラエル交渉の推進の見通しや中東和平プロセスにおける日本の役割について討議しました。
ハティーブ外相は席上、日本の提出した「平和と繁栄の回廊」構想を支持し、パレスチナ人の機関の設置や経済改善のための環境作りに全力を上げるとの姿勢を表明しました。
これに対し麻生外相は、パレスチナとイスラエルとの平和共存方案は両国の紛争解決における唯一のルートであるとの考えを示した上で、独立したパレスチナ国を樹立させるには経済的基盤が必要であり、『平和と繁栄の回廊』構想がパレスチナの経済発展、及びパレスチナイスラエル間の信頼醸成に役立つよう期待していると述べました。
日本は2006年7月にヨルダンで初めて、「平和と繁栄の回廊」構想を打ち出し、パレスチナ、イスラエルとヨルダンに経済敵援助を提供することを約束したものです(翻訳:董燕華)
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