中国の内蒙古自治区成立60周年にちなんで、中央政府の代表団が10日から12日にかけて、内蒙古の各地を視察しました。地元の住民に対して祝賀の意を表した上で、「自治区成立60周年を新しいスタートに、ゆとりのある社会の建設に向けて新たな成果をあげるよう」呼びかけました。
このうち、中国の曾慶紅副主席は第1代表団を率いて、内蒙古の最も西部にあるアラシャン地区を訪れました。
曾慶紅副主席は、地元政府に対して、「科学的発展観を確実に実施し、エネルギーや資源の節約、および環境保護に力を入れていくこと。また、人と自然の調和の取れた付き合いを実現させ、内蒙古の特色のある、しかも適切で速い発展の道を歩んでいくこと」に期待を示しました。
このほか、国務院の回良玉副首相は第2代表団を率いて、赤峰市と通遼市を、全人代常務委員会の烏雲其木格(ウヨンチムグ)副議長は第3代表団を率いて、ホルンバイル大草原と満州里市を、全国政治協商会議の劉延東副議長は第4代表団を率いて、包頭市、バヤンノール市とオルドス市を訪れました。(翻訳:東)
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