中国国家品質監督検査検疫総局が8日明らかにしたところによりますと、今年上半期、中国の検査検疫機関はベトナムから輸入した果物から連続して毒性のある有害な物質を検出しました。国家品質検査検疫総局は各地の検査検疫機関に対して、品質検査を厳しく行ない、中国の消費者の健康を確保するよう求めました。
今年7月、中国南方の広東省検査検疫局はベトナムから輸入した17トンの果物から、中国で使用が禁止されている農薬を検出しました。また、今年の前半に、中国の広西チワン族自治区検査検疫局はベトナムから13回にわたって輸入した210トン余りの新鮮なリュウガンから基準を超える二酸化硫黄を検出しました。
現在、中国側はこれらの果物を送り返すなどするとともに、ベトナム側に状況を報告し、その原因を調査して確実な措置を取り、事件の再発を防ぐよう求めました。(翻訳:玉華)
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