日本貿易振興機構(ジェトロ)が8日発表した07年版貿易投資白書が明らかになったところによりますと、日本の機械機器の輸出額は去年初めて中国に抜かれ、世界第4位となったということです。
その白書によりますと、世界全体の貿易額は、06年に前年比15.4%増の11兆8742億ドルに達し、そのうち、機械機器輸出は全体の4割を超え、4兆9266億ドルとなりました。
このうち中国の占める割合は9.9%で前年より1.2ポイント増え、同0.5ポイント減の9.1%だった日本を上回りました。ただし、中国の輸出の6割は、日系メーカーなど外資系企業が占めていると言うことです。
|