パレスチナ自治政府に首相の職を解任されたイスラム原理主義組織ハマスの指導者ハニヤ氏は7日、ガザ地区で、「私の辞任によって、ハマスとパレスチナ解放機構(PLO)の主流派ファタハとの対話を促すことができれば、首相の座を手放しても良い」と述べました。
ハニヤ氏は、地元のメディアの取材に対して、「ハマスが6月にガザ地区でファタハを対象にして取った軍事行動は一時的な措置だ」とし、「ハマスとファタハは、パレスチナがいかなる政権になろうとも、その基礎である」と強調しました。
ハニヤ氏は、また、アメリカが提案した中東問題に関する国際会議には反対すると表明し、「この会議は、アラブあるいはイスラム国家に圧力を加える決議を採択するためのものだ」と述べました。(翻訳:藍)
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