中国の楊潔チ外相は1日、フィリピンの首都マニラで開かれたASEAN・東南アジア諸国連合の外相昼食会で、朝鮮半島核問題、気候変動、エネルギー安全などの議題について、中国の立場を述べました。
朝鮮半島の核問題について、楊潔チ外相は、「第6回6カ国協議の首席代表会議は北京で成功裏に行われた。各国は次の段階の活動の枠組みについて共通認識に達し、三段階に分けて行う『ルート』を制定した。中国は引き続き、朝鮮半島の非核化や北東アジアの長期安定を実現するために積極的、建設的な役割を果たしていく」と述べました。
また気候変動については、楊潔チ外相は「中国は、『国連気候変動枠組み条約』と『京都議定書』の下での約束を真剣に履行し、自国の持続可能な発展戦略によって、気候変動問題に引き続き貢献していく」と述べました。(翻訳:玉華)
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