温家宝首相は21日北京で、「都市部住民の基本的な医療保険制度の設置は、中国の医療制度改革における重要な構成部分で、草案の制定から制度の設置、システムの整備などで公益性という原則を遵守しなければならない」と強調しました。
温家宝首相はこの日北京で、この制度の設置推進について調査を行ったものです。
北京市は2001年から、この制度に対する改革を始め、今年の9月から、医療的保障がない高齢者や学生、児童などは、いずれもこの制度に加入できることになっています。
温家宝首相は調査の際「この制度設置の推進では、それぞれの地域と状況の実情に基づき、相応の措置を取ること。幅広い分野でPR活動を展開し、人々に積極性を掘り起こすこと。そして、保険基金の管理では公開度、透明度と安全性を確保することである」と述べています。
(翻訳:洋)
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