パキスタン外務省は20日声明を発表し、「パキスタン国内でのテロ取締りは自国の軍隊によってのみ実施することができる。アメリカが実施することには反対する」と強調しました。
この声明は、「パキスタンは『アルカイダ』やその他のテロ組織がパキスタン国内に根拠地をつくることは決して許す故6とはできない。一方、パキスタン国内での如何なるテロ取り締まり行為もパキスタン治安部隊によって行なわれるべきだ。これはパキスタンとアメリカとの協力の基礎だ」と述べました。
アメリカホワイトハウスのスノー報道官は、19日、「アメリカは如何なる地点でも『アルカイダ』やタリバン武装勢力を攻撃する可能性を排除しない」と述べましたがこれに対し、パキスタン外務省は声明の中で、アメリカのこうした態度は「見責任で、危険なものだ」と指摘しました。(翻訳:董燕華)
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