中国新聞出版総署の署長でもある国家版権局の柳斌傑局長は18日北京で、「中国政府はインターネットでの著作権の保護レベル向上に、これまで以上の力を入れていく」と述べました。
柳斌傑局長は18日著作権に関する国際フォーラムに出席し、中国政府が、今年はインターネット上の著作権保護により大きな力を入れていくことを明らかにした上で「海賊版への取締りを行い、インターネット業界の秩序を健全なものにしていく。また、自主的な知的所有権と競争力をもつモデル企業を養成にも尽力する。著作権の保護ではデジタル的手段を導入するほか、関係各国や国際機関との関連の交流と協力を強化していく」としています。
これを受けて、このフォーラムの主催者である世界知的所有権機関のマイケル・ゲプリンガー事務次長は、中国の著作権保護の成果を評価したあと、「世界知的所有権機関は、中国とより積極的に協力していく」と述べました。(翻訳:鵬)
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