日本の大手百貨店が中国人観光客向けサービスの強化に様々な措置を講じていますが、割引販売のほか語学が堪能な担当者を配置するなど、観光客が買いやすい環境を整えています。

　近年、日本を訪れる中国人観光客が増え、あちこちの店頭では、土産に日本製化粧品などを買う中国人の姿が目立っています。日本の百貨店は既存店売上高が10年連続で減少しており、中国人観光客向け販売を売上高の底上げにつなげたいとされています。

　日本国際観光振興機構によりますと、2006年に日本を訪れた外国人は733万人と、2000年に比べ約5割増加しましたが、特に中国人観光客は同2.3倍の約81万人にのぼったとのことです。