中国の曾慶紅国家副主席は16日北京で、「中日関係は終始として長期安定した発展と世々代々の友好という大局をしっかりと把握し、政治的な基盤と社会的な基盤を固め、共同な利益を拡大すべきだ」と指摘しました。
これは曾慶紅副主席が日本衆議院の河野洋平議長と会談した際述べたものです。曾慶紅副主席はその中で、「中日の経済貿易面での協力はこれまでにないレベルにまで発展してきた。今後、双方は環境保護・エネルギーや、中小企業などの分野で交流と協力を深めることができる」と述べました。曾慶紅副主席はまた、日本の一部地域で発生した地震災害にお見舞いの意を表しました。
これに対して、河野議長は、「今年は日中国交正常化35周年であり、日中文化スポーツ交流年でもある。日本側がこれをきっかけとして、両国国民間の相互理解を深め、友好関係を増進できることを期待している」と述べました。(翻訳:周莉)
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