統計によりますと、今年上半期、西南部の広西チワン族自治区とASEAN・東南アジア諸国連合との貿易は持続的に速い伸び見せており、上半期の輸出入総額は、去年同期より40％あまり増え、11億ドル以上となっています。

　そのうち、ベトナムは広西チワン族自治区にとって最大の貿易パートナーとなり、その貿易額は9億ドルを超えました。

　ここ数年、中国?ASEAN自由貿易区の設置が急テンポで進められていることに伴い、広西チワン族自治区とASEANとの間の貿易額が増え続けています。特に、「中国とASEANとの全面的経済協力の枠組み協議に関する貨物貿易協定」が実施されてから、関税は全面的に引き下げられることになりました。これも広西チワン族自治区とASEAM諸国との貿易が急成長した要因の一つだと見られています。