国家品質監督検験検疫総局(品質検査部門)は11日、同局とEU農業総局が相手方に保護に申請する地理的表示製品(GI)関連文書10件を交換したと発表した。これにより、地理的表示に関する中国・EUの提携分野で、実質的な進展が得られることとなった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国側が今回提出した製品リストにあるのは、平谷大桃、竜口春雨、竜井茶、陝西リンゴ、東山ホワイトアスパラ、カン溪ザボン、金郷ニンニク、鎮江香酢、蠡県麻山薬、塩城ロブスター。
中国では現在、地理的表示に関する法規・基準システム、専門家による評価システム、品質保証システム、検測定システム、偽造劣悪品一掃システムなど各システムがほぼ完備されている。同局はすでに竜井茶、紹興酒、マオタイ酒など約700種の製品に対する地理的表示製品保護を実施している。(編集KM)
※カン溪のカンは王へんに「官」
「人民網日本語版」により
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