中国の楊潔チ外相が12日北京で、マレーシアとの戦略的な協力を積極的に促していきたいという中国政府の立場を表明しました。
これは楊潔チ外相が、中国を訪問中のマレーシアのサイド・ハミド外相と会談した際述べたもので、楊潔チ外相は席上、「国交樹立33年来、両国の相互信頼は強まり、経済協力と貿易も著しい成果を収め、国防、教育、科学技術などの分野における交流と協力も日増しに拡大されてきた。また、民間交流も頻繁に行われている」と述べました。
これに対しサイド・ハミド外相は、「マレーシア政府は、政治、経済協力と貿易、投資、教育、観光、民間交流など各分野における中国との交流を引き続き促していきたい」とのべたあと、一つの中国の政策を堅持し、台湾当局の国連への加盟申請に関する「住民投票」の実施に反対する姿勢を表明しました
このほか、双方は、中国とASEAN・東南諸国連盟との関係、そして東アジア地域との協力、中東問題などについて意見を交換しました。(翻訳 朱丹陽)
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