中国・アラブ国家協力フォーラムの第4回高官会議が4日、エジプトの首都・カイロで開幕しました。

　双方は、中国とアラブ諸国との関係発展をさらに促進するため、フォーラムにおける協力と交流システムへの整備を強化していくことになりました。

　このフォーラムの開幕式で挨拶に立ったアラブ連盟のビン・ハリ事務次長は「フォーラムが発足して以来、双方は交流と協力の面で実りある成果を収めた。今後、この交流のメカニズムをさらに整備し、双方が合意した共通認識を確実に実施するよう希望する」と述べました。

　また、中国側の議長を勤めた外務省西アジア北アフリカ局の宋愛国局長も挨拶し、「次回のフォーラムでは、中国とアラブ諸国の現実的な必要性から出発し、今後の新しい協力方法について討議するほか、より多くの民間組織がこのフォーラムに参加できるように努力していきたい」と語りました。