数十年来、水位が下り続けている中国最大の湖・青海湖は10年後から回復し始める見込みです。
中国科学院地理・湖研究所の専門家が長年研究を続けた結果、青海湖の水位は2010年まで安定せず、その後安定する状態になります。そして、2016年以後に回復し始め、2030年までに1970年代の水位まで回復する見込みです。
面積3万平方キロの青海湖はこの数十年水位が毎年平均約10ミリ下がっています。
専門家は「過去数十年間、青海湖は気候温暖化の影響で水位が低下しつつある。しかし、気候変動に伴い、インド洋からの季節風が強くなり、青海チベット高原の降水量は蒸発量より多くなるので、水位は回復に向う見込みだ」と述べました。(翻訳:董燕華)
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