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海外華人、香港の未来に自信に満ち
   2007-06-29 17:10:00    cri

 7月1日は中国政府による香港への主権行使が回復し、中国香港特別行政区が成立10周年の記念日です。この10周年を記念するに当たって、世界各地の華人、華僑は「一国二制度」に対する承認を一致して表明し、10年来の香港の発展を賞賛しました。

 アメリカ林則徐基金会の黄克鏘会長は、「『一国二制度』ガ成功したからこそ、香港には今日の繁栄と安定がある」として、次のように述べています。

 「1997年の当時、『一国ニ制度』や、『香港人による香港の管理』という政策に対して、多くの人は疑問を持った。しかし、10年経った今日、香港同胞のこうした疑いと恐怖心は大きく変わった。ますます多くの人が復帰を認めている」と述べました。

 イギリス在住の書道家趙翼舟さんも同じ考えを持っています。趙さんはロンドンで中国文化の普及に努めており、香港の変化に注目しています。趙さんは(音響2)

 「『一国ニ制度』の枠組内で、これまでの各制度の長所は保持された。例えば、社会法制度、資本や人員、商品の自由な流動、文化、宗教と民族の多元的な融合などだ。一国二制度という偉大な構想には強い生命力があり、祖国の平和統一を実行する道を開き、国際社会が歴史の残した問題と紛争を平和的に解決するための、新しい考え方を提供した」と述べました。

  張さんはまた、「祖国復帰後、経済が発展し、社会が繁栄した。この10年間、香港はアジア金融危機やサーズの問題を経験した。しかし、困難に会うたびに、中央政府と祖国の人々から大きな支援を受け、困難を順調に乗り越えた。香港人は未来に自信を持っている」と語りました。

 また、ケニア華人華僑連合会の韓軍暢会長は「この10年間、香港はアジア金融危機やサーズなど一連の災難に見舞われた。この面で、中央政府の政策と大陸の人々は強固な後ろたてとなった。10年が過ぎて、香港経済は、一部の国や一部の人が論じたように後退したり、生活水準が下がったりしたことはない」と語りました。

 韓会長はまた、「最も早く、20世紀の半ばに、香港からケニアへ移住した華人は香港復帰後の経済発展と社会の安定に非常に満足している。特に中央政府が香港への個人観光を開放してから、香港の経済発展が促進されたばかりでなく、香港に対する大陸住民の理解を一段と深めた」と話しました。

 今年大学を卒業するクリスチャンさんはフランスで生まれた華僑2世代です。香港のことについて、彼は「父は香港生まれだ。1997年以前、彼は数回香港に帰った。香港は資本主義制度で、イギリス式の社会だ。面白くて、非常に近代的で、ニュートークに似て、高い建物が林立し、アジアのニューヨークと言えると言っていた。1997年以後、また帰った。彼は大きな変化はない。行政管理は中国化されたが、大きな柔軟性を残している。本当によいところだから、行って見なさいと私に言った」と話しました。

 中国リポート、今日は海外華人が香港の未来に自信を持っていることについてお話をしました。

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