中国国家教育発展研究センターの張力・主任は27日、上海で開かれた「2007年上海教育フォーラム」で、中国の大学進学率は2010年には25%に達する、つまり、大学進学の年齢に達した若者のうち4人に1人は大学生になるとの見通しを明らかにした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
中国の大学教育は、その急成長に伴い、「エリート育成段階」から「一般大衆教育段階」への移行が完了した。中国の教育には、1993年から2006年までの13年間に顕著な変化が見られた。張主任によると、2006年の中国の大学進学率は、1993年比17ポイント増の22%に達したという。
大学教育を受ける人数から見ると、2006年の大学生総数は、1993年の32倍増の2500万人、2010年には3000万人に達する見通し。(編集KM)
「人民網日本語版」
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