中日両国の国民が本音でトークをするネット中継番組、<中日インターネット対話>は6月、2回目の開催となります。今回はNHK・日本放送協会国際放送局と提携して、90分に拡大して実施します。
中日文化スポーツ交流年でもある今年、今回のテーマは「スポーツ」に決定!
知られざる中日スポーツ交流の歴史を紹介する他、今、最前線で活躍している選手や監督に話を伺います。中国と日本はスポーツ交流を通して、互いに何を得られるか、そして、スポーツに国境はあるのか、中日双方のパネラーに議論していただきます。
皆さんの書き込みや質問は番組で紹介されます。ご協力いただいた方の中から、抽選でお一人様に福原愛選手サイン入りの色紙を贈呈いたします。
2007年第二回<中日インターネット対話>
CRI&NHK共同企画
スポーツで知ろう 中国を 日本を
【日時】6月27日 (水) 北京時間19:00ー20:30
中国国際放送局 日本放送協会
【アドレス】
日本語中継https://japanese.cri.cn/
中国語同時通訳中継http://gb.cri.cn/
E-mail: nihao2180@cri.com.cn(日本語)
日本語BBS http://jpbbs.cri.cn/
中文BBS http://bbs.cri.cn
CRI環球諮?广播FM90.5 19:10ー20:00
ネットラジオhttp://newsradio.cri.cn/(中国語)
第二回中日ネット対話アンケート調査
スポーツの視点から中日関係を振り返りますと、国交正常化の歴史は、直径2センチのピンポン球から始まったと言っても決して過言ではありません。
今から50年余り前の1956年の春、第23回世界卓球選手大会が東京で催されました。新中国成立7年目の中国もこの大会に出場しました。これが戦後、中日スポーツ交流の幕開けでした。
その5年後の1961年、世界選手権が北京で開催され、日本代表が新中国の土地を初めて踏みました。その翌年の1962年、中日卓球友好試合が名古屋と東京で行われ、さらに、1971年春、名古屋で開催された第31回世界選手権大会に、中国代表は日本卓球協会の後藤鉀二会長に招かれ、再度、日本を訪れました。
この大会は、また、後に中米の国交正常化を促す「ピンポン外交」の舞台となりました。大会の一ヶ月後に、アメリカ代表が中国を訪れ、翌年の2月に、中国とアメリカ、同じ年の9月に、中国と日本がそれぞれ国交正常化を実現しました。
小さなピンポン球を通して、歩み寄った中国と日本。国交回復した後も、1970年代や80年代には、頻繁にスポーツ交流が行われました。
「友好第一、勝負第二」。当時良く言われたこのスローガンに聞き覚えのある方がきっと多いに違いありません。ところが、気づけば、このスローガンもいつの間にか、人々の耳から遠ざかり、中国と日本は、バレーボールや、サッカー、水泳、卓球などの国際試合でライバル同士として、激しい競争が繰り広げられることもしばしばです。
しかし、その一方では、日本へ卓球の指導に入った中国人コーチの数が数百人規模に達していると言われていますし、また、井村雅代さんのように、日本から中国のシンクロナイズドスイミングの指導に入った日本人監督もいます。
両国のスポーツは友好第一なのか、それとも勝負第一なのか。また、競争関係にあるのか、それとも協力関係にあるのか、さらに、中日両国はどのようにスポーツ交流を進めればよいのでしょうか。
近くて遠い隣人からスポーツで歩み寄り、友好、交流の関係を築き、スポーツが果たした中日35年の節目の年、そして、北京オリンピックを来年に控えている要の年に、原点に戻ってみませんか。
放送をお聞きの皆様、ネットをご覧の皆様、あなたの参加をお待ちしています。
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